英文校正が必要とされる文書とは
英語を聞き、話し、英文を読むことができるだけでは、学術論文の翻訳や英文校正はできません。
英語に触れる機会の多い学者や医師の方々も、正確性や読みやすさなどのクオリティを高めるために翻訳サービス会社を利用しておられます。
こちらでは、英語翻訳や英文校正が必要とされている文書について紹介いたします。
■学術論文など
日常会話を問題なく話すことができたとしても、学術論文を書くことは容易なことではありません。
一般的に話されている英語と、学術論文での英語はイコールではないためです。
学術論文の特徴として、主語としての一人称は回避され、受身文が好んで使われる傾向があります。
学士論文や修士論文、博士論文、研究論文など、学術研究に関する論文は、国境を問わず人類共有の知的財産として残ります。
■医学論文や薬事申請などの翻訳
薬事申請書、薬事規制文書、臨床試験報告書などの医学論文や薬事申請などの翻訳は、どの翻訳サービス会社でも対応できるという訳ではありません。
医学や医療、医薬など専門的な分野は、より高度な英語力と専門的な知識、経験が求められます。
そのため特定の分野に深く精通し、学術研究に携わった経験が無ければ、難しい専門用語を正しく理解することはできません。
また完成度の高い論文を提出することで、審査も迅速に行うことができます。
■情報発信としても重要な英文ジャーナルへの投稿など
日本の文化や歴史に関して、興味を持ってくださる外国の方は多くいらっしゃいます。
しかし人文科学系では主に日本語が使用されているため、情報の発信が行き届いていないのが現状です。
日本の文化や歴史などの情報を、世界中の人々に紹介するためには英文で論文を執筆する必要があります。