医学系論文翻訳のメリット
現在医療分野はめまぐるしく進歩しています。
日本においても超高齢化社会がもうそこまで来ていることもあり、長寿と健康の両立を実現するための技術開発が進んでいます。
ここでは世界でもトップクラスと言われている日本の医療技術を支える医薬系論文翻訳を英語で行うことのメリットについて触れてみたいと思います。
■ 論文そのものの説得力
英語は世界共通語と言われますが、医療そしてビジネス英語など専門性を伴う分野での英語を十分に使いこなせる方はまだまだ限られています。 特に現在の医療を支える医師、薬剤師や研究者など、英語を頻繁に読み書きしていらっしゃる方も多いかと存じますが、英語らしい言い回しや論理展開がなかなかできないという方も多くいらっしゃいます。
しかし、良い論文には英語の文章として展開される議論の説得力が不可欠です。 英語で論文翻訳をしようと思った時に、専門性の高い医療分野での生きた英語が身についていなければ論文の持つ説得力が損なわれてしまうということが起こり得ます。
■ 倫理的な問題
医学、薬学の分野に限らずあらゆる分野において、ある国では適切な表現方法が別の国では倫理的な問題でNGになってしまうということは往々にして考えられることです。 例えば、日本では教育的要素を持つ小説やアニメーションなどのメディアコンテンツが、別の国ではキャラクター描写を理由に放送禁止、もしくは限定的な放送になってしまうということはよくあります。
特に医学、薬学は人間の命を左右するものです。
素晴らしい論文を文化や思想、宗教などが違う国に伝えたいのならば、その国で受け入れられ易く、伝わりやすい表現方法が必要になります。
そんな時に弊社の論文翻訳サービスはお役に立てるかと思います。
■ 最新の情報や技術が求められる分野
様々な科学技術分野の中でも、医療分野は特に進歩が目覚ましい分野と言えるのではないでしょうか。 研究者の方々はアウトプットだけでなく、他の国々で発表された画期的技術を取り入れるインプット作業も必要になります。
どんなに素晴らしい論文でも伝わらなければ意味が無いということは、他者の論文をインプットする際にも言えることです。 ある程度英語に対応できる方でも、時間が無い中でのインプット作業はやはり自国語が最も効率が良い方法でしょう。そのような用途に英語論文の和文への翻訳も有効です。
どんなに素晴らしい科学技術であったとしても、それが本当に必要な人に届く医学でなければ意味がありません。 本当に素晴らしい学術論文は当然世界に向けて発信されるべきです。 弊社はそんな志を持った研究者の方々をサポートするために論文翻訳サービスという形で貢献しています。